まもなく着工致します『浜北区於呂の家』の計算書のチェックを致しました!もちろんこのお宅も許容応力度計算による耐震等級3、耐風等級2を取得致します!
木造2階建てでは構造体の検討を行うのにいろいろな方法が存在します。一般的に使われているのが一番安全性の低い《壁量計算・四分割法・N値計算》です。こちらの検討では強い壁(耐力壁)の量、バランス、簡易的な引き抜き力の検討が行われます。
一方《許容応力度計算》では
〇耐力壁の量
〇耐力壁のバランス
〇床面の強さ
〇屋根面の強さ
〇吹き抜けの考慮
〇部材の強さ
〇接合部の強さ
など細かく計算して安全を確認致します。
こちらの計算を行うことによるメリットは地震に強い!というのはいうまでもありませんが地震保険が半額になるというメリットやフラット35で住宅ローンの借り入れを行う際には金利が優遇されていたりします!
デメリットは構造材の値段が通常よりも高くなることと、間取りに制約が出る事です!ですが、耐震等級3を取得できないような建物で安心して暮らすことができるのでしょうか?
『浜北区於呂の家』はこちらの計算の結果をしっかりと図面へ反映させて計算通りに施工し安心して住んで頂ける家を作ってまいります!