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2022.02.25更新 中庭を囲うコの字の家

上棟後

小沢渡の家

上棟を終え、雨仕舞作業が進行中です。

外壁は外壁材(今回はサイディング)と、外壁材の下に貼られる透湿防水シートでダブルに防水されます。まずは透湿防水シートを張って建物内に雨が侵入しないようにしていきます。

 

サッシの下や屋根との取り合い部分には、先張りシートを使い雨漏りが起こらないよう重点的に作業します。

 

内部では電気の配線工事が進んでいます。当社では着工前に照明・コンセントの位置を決める打ち合わせをしていますので、打ち合わせの内容通りに配線工事をしていきます。ツーバイフォーの場合は構造に配線用の穴を開けられる位置や大きさが決まっているのでその範囲内にて配線作業をしなければいけないため電気屋さんは高いスキルが必要です。

 

外周部のコンセントやスイッチにはこのようなBOXがついています。

このボックスと断熱施工時に貼る防湿フィルムとを一体化して気密層を形成します。

このボックスがないと換気扇を廻して家の中が負圧になったり、強風を建物が受けたときにコンセントから隙間風が生じてしまいます。またコンセントから水蒸気が侵入し壁体内結露を起こす恐れもあるのでとても重要な部品となります。

雨仕舞が終われば断熱工事へと移っていきますのでそこでまた解説したいと思います。