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2022.03.03更新 中庭を囲うコの字の家

断熱材施工開始しました

小沢渡の家

外部の雨仕舞も終わり断熱工事が始まりました。

大工さんが断熱材を1つ1つカットしきっちりと隙間なく充填していきます。

 

室内には断熱工事に必要な材料がたくさん搬入されています。

 

高性能グラスウール

防湿フィルム・気密テープ

 

当社では断熱材は裸品(袋に入っていない)高性能グラスウール16Kを使用しています。ピンクや白など色々な色のものがありますが、ピンクの太陽SUNという商品を使用しています。色は重要ではなく密度と厚さで性能が変わります。16Kで厚みが同じであれば白でもピンクでも違いはありません。グラスウールはJIS規格ですのでメーカー・商品によって大きな違いが出ることはありません。吹付断熱などは、施工品質によって厚みや密度など断熱材自体の性能差が生まれてしまうの恐れがあります。厚みはみて分かりますが、密度はどれくらいの発泡倍率になるように施工したか施工業者にしか分かりませんので施工管理が難しい側面があります。この辺りが標準としてグラスウールを使用している理由でもあります。

裸品のグラスウールを使用するので、グラスウールを充填したあと防湿フィルムを施工します。この辺りの地域でよく使用される0.1㎜の厚さよりもより厚い、0.2㎜の物を使用しています。

 

よくグラスウールは壁の中でずり落ちたりしませんか?と聞かれることがあります。

写真を見て頂ければ分かりますが、断熱材の断面がキレイに角が立っているようにとてもしっかりとしています。手で押しても離せばすぐに元に戻るくらいの反発力もあります。少し大きいだけでも入らなくなります。屋根に充填しても写真のようにまったく落ちてきませんのでご安心ください。

 

屋根に断熱材を充填後、壁に断熱材を施工し防湿フィルム張りになります。

引き続きしっかり断熱工事を進めていきたいと思います。