年末から1月の中旬まで 造成工事が行われました。
この地域は大雨の時に側溝に水があふれて道路が冠水することもあるため設計GLを少し高めにとり家に水が入らないように設計されています。
設計士が敷地を何度か見るうち 実際に大雨の日の状態も確認してお客様と打ち合わせしました。
「GL」とはグランドラインまたはレベルの略で、建物などの地盤面の高さのことです。GLには現況GL、設計GL、平均GLがあります。現況は建築を始める前の敷地の現状の高さ、設計GLは建物完成時の地面の高さ、そして平均GLは確認申請等で使用する建物の高さを測る基準となる高さです。
設計GLが高すぎると道路から建物へのアプローチで段差が多くなったり勾配がきつくなったりします。逆に低すぎると雨の処理ができなくなるなどの不具合が発生する場合がありますので、あらかじめ検討が必要です。