浜松市南区三島町の『テラスへ広がる29坪の平屋』の基礎工事が順調に進んでおります。
もちろんこのお宅も許容応力度計算による耐震等級3,耐風等級2を取得しております。
デザインハウスの基礎は下図のような仕様になっております!
立ち上がり部分は430mm,根入れは300mm,スラブの厚さと立ち上がりの幅は170mmとなっています。
スラブ厚さと立ち上がりの幅は150mmで施工されているところが多いですが170mmという厚みにしているのはとりあえず厚くすれば強い...
というわけではなく鉄筋のかぶり厚をしっかり確保するためにこの厚みを標準としております。
もちろん許容応力度計算を行いますので計算結果次第ではこれ以上の基礎になる部分も出てきます!
話は少し変わりますが、こちらのお宅は敷地の隣が水路になっており建物が建つ地面の高さから約1.45mほど高低差があります。
下の写真の左側に水路があるのが分かるかと思います!
高低差2m以上あると崖条例等で対策をとらなければなりませんが、1.45mでは下図のように建てられてしまいます。
これだと仮に水路が崩れた時に建物が傾いてしまう可能性が少なからずある為このお宅は、水路側の基礎を深基礎にして水路の底から30°の線より下に基礎がくるように設計しております!これは浜松市で2m以上の崖がある場合に行う対策と同じ対策です!
上の図のようなイメージです!
これで水路が崩れてしまった時でも建物が傾くリスクがかなり減らすことができ、安心して暮らして頂けるかと思います。
実際に地面を掘るとこのような感じになりかなり安心感があります!
ここからしっかりと配筋を配置していきます。
ここからスラブのコンクリートを打設致します!
あとは立ち上がりの打設を残すのみです!