基礎工事が完成しました!
基礎工事とは、建物と地面を結ぶ基礎部分を構成する工程であり、建物の垂直な重力や地震による水平な力を地盤に伝え、不同沈下を防ぐ重要な役割を果たします。デザインハウスではべた基礎を採用しており、許容応力度計算により鉄筋の太さや間隔を決めています。闇雲に強度を上げることはせず、計算に基づいて必要な個所に鉄筋を配置することによって優れた基礎を作ることができますし、お施主様にとって無駄なコストを削減することができます。
べた基礎の手順
1.準備作業
・敷地の測量や地盤調査などの準備作業を行います。地盤の状態や地形などを調査し、適切な基礎工法を決定します。
2.基礎の型枠の設置
・基礎の形状に合わせて、基礎の型枠を組み立てて設置します。型枠は基礎の形状を保持し、コンクリートを流し込むための枠組みです。
3.配筋工事
・配筋工事では、鉄筋を型枠内に配置して固定します。鉄筋はコンクリートとともに強度を発揮し、建物の安定性を確保します。
4.コンクリートの打設
・配筋が完了したら、コンクリートを型枠内に流し込んで打設します。コンクリートは鉄筋と結合して強固な基礎形成します。
5.天端仕上げ
・コンクリートがある程度固まった後、基礎立上り部分の上面を仕上げます。仕上げ面が水平であることを確認しつつ表面を平滑に整えます。
6.乾燥・硬化
・コンクリートが十分な強度を得るために、適切な時間をかけて乾燥・硬化させます。硬化が完了するまで、基礎に荷重がかからないようにします。
7.型枠の解体
・コンクリートが十分に硬化した後、型枠を取り外します。取り外した型枠は再利用することもあります。
8.基礎の完成
・型枠が解体されたら、基礎工事は完了です。建物の建設に進むための基礎が完成し、建物の安定性が確保されます。