数か月前までは、みかんの木々が一面に広がっていたこの土地も地鎮祭を経て、ついに上棟の日を迎えました。家の形が出来上がっていく様子はいつ見ても圧巻で、この場所で新しく生活をしていくお施主様のワクワク感や期待感が、楽しそうに親族の方に間取りを説明している様子から伝わってきました。今回は上棟式に加えて、餅投げも行いました。天候にも恵まれたなか行われた餅投げには、地域の方々や近所のお子さんたち、お施主様のお友達などたくさんの方に集まって頂きました。空に向かって投げられるお餅と、お菓子をキャッチする子供たちの歓声が響き渡り、笑顔と祝福であふれる幸せなひと時となりました。
今回建てる家は、150坪の広大な敷地を最大限に活かした38坪の平屋です。「和の雰囲気」を意識し、格子を取り入れたデザインが特徴です。LDKからは、かつてのように庭に植えられる予定のみかんの木が楽しめる空間を計画中です。この土地に再びみかんの木が根を下ろし、季節ごとに実をつける光景が、家族の新しい思い出を彩ってくれるでしょう。
まだ工事は続きますが、上棟という大きな節目を迎えて、これから本格的に家の形が見えてくるのが楽しみで仕方ありません。完成した家での暮らしを思い描きながら、一歩一歩進んでいく様子を今後も見守り、記録していきたいと思います。次の工事の進捗もお楽しみに。
